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ドリル奏法!?MR.BIGについて語ろう。(1) [MR.BIG]

少し、メジャーどころが続いているかな、と思いつつ。

「DAMN YANKEES」をまとめたので、触れるのにはちょうどいいかな、と。


僕が彼らを知ったのは、1993年の3rdアルバム「bump a head」の時。


Bump Ahead

Bump Ahead

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Atlantic / Wea
  • 発売日: 1993/09/17
  • メディア: CD




1990年代というのは、グランジ、オルタナティヴというロックミュージックの流れが強くなり、

メロディ重視の正統派のヘビーメタル、ハードロックがヨーロッパやアメリカ、

ことにアメリカで売れない、という状況が起きていた時代。

だから、旧来からあるヘビメタ雑誌「BURRN!」は、その流れをことごとく叩いていて、その当時は僕もそうだと思っていました。

この「bump a head」も、アメリカでは82位止まりだったようですが、

日本での人気は、あの「Bon Jovi」と同レベルに高く、メディアにもよく露出していて、ハードロックのイメージの払拭へ、若干、貢献してくれました。

まだまだ、ヘビメタと聞いて、不良や「北斗の拳」をイメージする方が多いの何の。

いや、北斗の拳は大好きですよ。


まず僕が最初に彼らに惹かれた曲、「bump a head」より、「colorado bulldog」を。




DAMN YANKEES 同様、王道のアメリカンロックバンドです。

殊、日本での人気は絶大でした(今でも、ですね)。



それは、シンガーのエリック・マーティンのボーカルテクニックが絶妙だったことに加え、

他バンドで実力を蓄えていたメンバー、

ギターのポール・ギルバート、ベースのビリー・シーン、ドラムのパット・トッピー(前記事のインペリテリでのドラム経験あり)、

彼らが揃いに揃っていたことも大きかったのではないでしょうか。


さて、「ドリル奏法」ですが、

彼らが全米で15位になった2ndアルバム

「LEAN INTO IT」に収録されている

「DADDY, BROTHER, LOVER, LITTLE BOY」で披露されています。



2:18辺りから、演奏されていますね。

日本の「マキタ」製のドリルを使用されていて、

当時は雑誌のプレゼント企画に、メンバーのサイン入り「マキタドリル」ピック付きがあったくらいです。

もらっても、演奏できないっすわ。

オークションで流れていないかな?と思って調べましたが、

ありませんでしたね。誰が持っているんでしょうか、サイン入りドリル。


そして、彼らの魅力を最大限高めるのが、心に響くバラード。

「TO BE WITH YOU」は、世界20カ国以上で1位を獲得した曲。僕が言及するまでもありません。



こちらは1991年の「LEAN INTO IT」に収録されています。


Lean Into It

Lean Into It

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Atlantic / Wea
  • 発売日: 1994/07/13
  • メディア: CD



ついでに、もう一曲。「bump a head」より、「wild world」




僕はwild worldの方が心にしみるのですが、皆さんはいかがでしょうか?


MR.BIGは、ハードロック不況の時代にスーパスターとして現れましたが、1999年、ポールの脱退、

2001年にビリーの解雇と続き、

その年に解散となります。


ですが、2009年にオリジナルメンバーで再結成。

残念ながら、パットは2018年にパーキンソン病により亡くなってしまいますが、

彼らは、まだ活動を続けています。

僕の中では、MR.BIGは、いまだスーパースターですね。ドリルも含めてw

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