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片腕をなくしても打ち続けるドラマー DEF LEPPARD「HYSTERIA」(1) [DEF LEPPARD]

DEF LEPPARD(デフレパード)から、すごいアルバムが出ていたらしい。 「HYSTERIA(ヒステリア)」っていうんだが、一度、聴いてみろよ。



…これを、だれから教わったか、覚えてはいません。

ただ、僕が洋楽ロックに入ったのは中学3年くらいからで、ヒステリアは1987年の作品。

さすがに小学生で洋楽にはまるほど、ませてはいませんでした。

僕が、最初に聞いたデフレパードのアルバムは「ADRENALIZE(アドレナライズ)」で、それを購入した際の、さらに僕よりませた友だちから聞いたことでした。

アドレナライズも衝撃的で、でも、この一つ前の作品から、デフレパードのドラマーは片腕を失った中で、ドラマーとして活動を続けている、と。

片腕のないドラマー?

じゃあ、このアドレナライズも片腕なしのドラマーが?嘘だろ?

正直、ハードロック、ロックの中でのドラムは「激しい」もの、という先入観がありました。

でも、確かに、アドレナライズ、ハードロック?というような、しっとりとした感じを受けていたのも事実です。

これは、ヒステリアも聴いてみなければ・・・

ここで現代と当時の違いと言えば、「簡単に試聴ができない」ということです。

レンタルすれば・・・

僕の記憶が正しければ、80年代のロックなどの洋楽CDは、ほとんどお店に置いていなかった、レンタルされていなかったということ。

買うしかなかった。

これが、当時の僕としては痛かった。2か月分のこずかいが飛んでいく・・・

おまけに、試聴なしで買うわけですから、半端なくリスキー。

それをしている僕も、当時から頭がおかしかったんですね。

で、買いました。




HYSTERIA [3CD] (DELUXE 30TH ANNIVERSARY)

HYSTERIA [3CD] (DELUXE 30TH ANNIVERSARY)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: MERCURY
  • 発売日: 2017/08/04
  • メディア: CD





まぁ、アマゾンのものはリマスターや記念盤ですが、僕のものは紙ジャケ、日本語解説のみの、まぁシンプルなものです。

デフレパードは、ゴリゴリのハードロックを期待すると、肩透かしです。「上質のミュージック」ととらえると、これはまさしく名盤です。

「1曲1曲がシングルカットされてもいいような出来」

と、当時では形容されていましたが、同感です。

このアルバムは、アメリカとイギリスのアルバムチャートで、同時に1位になり、アメリカだけで1200万枚以上を売り上げた、まさしくモンスターアルバムです。

シングルカット、と言いましたが、アメリカでは「Women」がシングルカットされています。




アメリカでは「Animal」がシングルカットされました。




Womenでは、ドラマーがチラッと見えます。

彼がドラマーのリック・アレンですね。

バイク事故で左腕を失ったとか・・・

生きていてくれただけでも、と思いますが、そこから、まだ、ドラムを打つ決意と、それを支えるメンバーの想いは、何かしら、心を打たれます。

このアルバムの中盤のキー曲は「Love Bites(ラブバイツ)」だと思っています。




ちなみに「Love Bites」とはキスマークのことらしいのです。

愛のすれ違いを歌っている、だいたい、このような沁みる曲というのは、「失恋」を題材にしていることが多いのですが、

そうだとわかっていても、僕は時々、この「Love Bites」を聴きたくなるんですね。

心の渇きを潤す意味で。しっとりとね。

そして、アドレナライズに続くのですが、

このバンドには、さらなる試練が訪れていたんですよね...それは、また。



ちなみに、僕は「Rocket」が好きですね。



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多分、知らないBlue Murder (Nothin' But Trouble) (1) [Blue Murder / ジョン・サイクス]

実は、このアルバムは、僕のお気に入りの中でも5本に入るであろう逸品。



Nothin But Trouble

Nothin But Trouble

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Geffen Records
  • 発売日: 1994/02/15
  • メディア: CD





「Blue Murder」は、White Snakeなどでギターをプレイしてきたジョン・サイクスが中心となって、イギリスで結成したバンド。

ってか、WHITESNAKE自体、実はまだちゃんと聞いていない。

このアルバムは、タワーレコードで試聴して、とにかくよかったから購入した、そんな1枚です。

まず、捨て曲がない!!

1曲目の「We All Fall Down」から、このテンポでハートをわしづかみにしてきます。




4曲目の「Runaway」は、ギターの泣きとコーラスが涙腺を刺激します。
*まだ、itunesとのリンクができないので、これで・・・




極めつけは、「She knows」で、失恋の歌ですが、なんか、こう、ギターが心の中に響いてくるというか、声が爽やかというか、痛々しいというか。
ドラムが入っていないんですようね、この曲。
だから、ギターとコーラス、キーボードがしんみり入ってくるんですね。

自分もギターが弾けるのなら、試してみたい、そんな曲です。



画像も古く、できれば使いたくない・・・のですが、曲の良さだけでも知ってもらいたくて、リンクします。

結局、このアルバムを出して、Blue Murderとしての活動は終えてしまいますが、

ジョン名義のアルバムよりも、僕はこちらを押します。

聴いてみたらわかります。

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