SSブログ

女性ロッカーの先駆者 HEART [HEART]

ブログを書くとき、そのタイトルのCDは一通り聞いてから、執筆にとりかかります。

いくら好きだから、と言っても、眠っているCDは1980年ものか、1990年もの、

今から20年前のものが多く、やはり、好きでも「忘れている」ことがあります。

だから、皆さんが思っている以上に1記事に時間がかかっていたり。


もちろん、今のインターネットのおかげで、新たな情報を付け加えて知ることもできるのですが。


ん~、このHEARTのCDを買ったのは、なんでかな・・・


買ったのは覚えている、「HEART」を買うなら、ベスト盤だ、と。

なぜかって?

彼女たちのことを全く知らなかったから。


知るために、購入したのが、この「Greatest Hits 1985~1995」

それも、輸入盤で購入しているというのが、分からない。

知りたければ、解説ブックレットの入った日本発売ものの方がいいはずなのに。


そうか、「クランベリーズ」と、「Ace Of Base」の影響だ、そうだ、そうか・・・


というのは、「ロックは男性ボーカルだ」という、偏見を持っていたのが1990年前半までの僕で、

その後、「クランベリーズ」のドロレスのボーカルを聴いたことと、

「Ace Of Base」をしきりに勧めてくる友人に折れて聴いた「Ace Of Base」の

クララ&ジュリアのボーカルが、意外に自分にも合っていたことから、女性ボーカルへの偏見がスゥっと消えた、

それが1990年後半以降の僕。


その時に、既にメジャーだった「HEART」も聴いておかなければ、と思って急いで買った、

最初で最後の「HEART」のアルバムが「Greatest Hits 1985~1995」。


おそらく、輸入盤しかなかった、

おまけに、タワーレコードで試聴できたんだ。
(ちょうど、女性ロックアーティスト特集をやっていたんだ、思い出した!!)


聴いて感じるのは、80年代、90年代の音だ、ということ。

懐かしく、優しいロックだということ。

聴いていて、ほっとするロック。ああ、疲れていた時にChicagoを回していた、あの感じと同じだ。


彼女たち、ボーカルのアンとギターのナンシーのウィルソン姉妹は、80年代後半から90年代にかけて、アメリカの音楽シーンのスターダムを一気に駆け上がっていったバンド。


『Heart』(1985年) 全米1位、
『Bad Animals』(1987年) 全米2位、
『Brigade』(1990年) 全米3位、


そして、2013年、ロックの殿堂入り。

とにかく、彼女たちの優しいロックを聴いてほしいと思います。

まずは、Never(1985年)



These Dreams (1985年)



Alone (1987年)



All I Wanna Do Is Make Love To You (1990年)



で、個人的に好きな「Black On Black Ⅱ」、いちばんロックしていると思う。



最後は、Will You Be There(1993年)、バラードではいちばん好きかも。




最初の4曲は、4位、1位、1位、2位。最後の2曲は、完全なる僕の好み。

でも、このアルバム全体が、優しさであふれていて、聴いていて、本当にホッとする。

ブログを書かなければ気づかなかったかもしれない、彼女たちの良さ。

また、このCDに出会えて、本当に良かったと思う。




GREATEST HITS

GREATEST HITS

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: CAPIT
  • 発売日: 2003/07/21
  • メディア: CD



にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村
nice!(38)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。