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SUGARCULT、いいバンドだと思うんだけどな。 [SUGARCULT]

どうも、アメリカのマーケットは特殊なようで、

ファーストインパクトに欠けると、

そのマーケットではヒットが出せないようです。


僕は、たぶん、彼らのことをさほど知らずに、現在、彼らの最終アルバムとなっている

「LIGHTS OUT」(2006年)

を購入したんだと思う。当時、30歳。


惹かれたのは、まず、ただ者ではない感のあふれる、妖艶なジャケット。


ライツ・アウト

ライツ・アウト

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: カッティング・エッジ
  • 発売日: 2006/08/30
  • メディア: CD



そして、パンクとグランジ・オルタナ感のある音楽。

どことなくニルバーナに似ていて、
https://love-music-03s.blog.so-net.ne.jp/2018-11-12

どことなくグリーンディに似ていて、
https://love-music-03s.blog.so-net.ne.jp/2018-11-07-1(記事の最初に。)

スカッとはしないんだけど、

どことなく、余韻の残る、そんな音楽。

それが、SUGARCULT(シュガーカルト)の音楽・・・だと思っていました。


が、


この3rdは、これまでのアルバムと方向性が違ったようなんです。

1st Start Static (2003年)
2nd Palm Trees and Power Lines (2004年)

のメジャーな曲と、3rdの「LIGHTS OUT」を比べてみます。

まず、1stより、STUCK IN AMERICA



2nd より、名曲と呼び声の高い Memory



で、ビートルズのまんまのカバーで、日本のCMにも起用された A Hard Day's Night




ここまで聴くと、やはり「グリーンデイ」や「SUM41」のようなパンクロックだな、と。
実際、グリーンディの前座をやっていたり、それなりに売れていた時期もあります。

が、3rdアルバムは、グランジに寄ったのでしょう。
で、売れていないから、公式がないので、
とりあえず、残っている音源で、用意しました。

3rd LIGHT OUT より

Dead Living
Los Angels
Out Of Phase
Riot










いや~、Out Of Phaseなんかは、ニルバーナの「Smells Like Teen Spirit」の入りにかなり似ていて、
グランジを意識したかな、と思ったり。

以前、記事にした「TNT」の流れを思い出します。
https://love-music-03s.blog.so-net.ne.jp/archive/c2306176182-1


で、このアルバムでの評価は日本でも割れています。

「なんで変わったんだよ、元気なパンクをしてくれよ」という意見もあります。また、

「大人な感じで、成長を感じる、すっげーアルバムだ」
とも言われています。


僕は、このアルバムを先に買ったから、というのもありますが、

この「LIGHT OUT」の方が、彼らのスタイルが出ていい感じがします。

聴き飽きません。

あと、それまでの流れでは、グリーンデイもSUM41も越えられなかっただろう、と。


ただ、やはりアメリカでは売れなくて、この3rdが今のところ最終アルバムです。

解散はしていないようなんですね。

ガツンと、また現れる日を待ちましょうか。


Start Static

Start Static

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Fearless Records
  • 発売日: 2006/01/25
  • メディア: CD




Palm Trees & Power Lines

Palm Trees & Power Lines

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Rykodisc UK
  • 発売日: 2008/01/13
  • メディア: CD





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