SSブログ

HM/HRがダサいって、こんな感じ? [WIG WAM]

こんなん、ダサいと思いません?(笑)注:尊敬の念を持っています。


ウィグワマニア (メタル・フロンティア・アーカイヴ・コレクション)

ウィグワマニア (メタル・フロンティア・アーカイヴ・コレクション)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2015/10/07
  • メディア: CD



こんなのを平気でやるから、若い方から「ヘビーメタル、ダサくね?」となります。

ですが、やっている音楽は、マジ本気。






一般的にヘビーメタルやハードロックは「ダサい」と

日本では形容されることが多いです。



海外でも、懐古的に80年代、90年代のロックが盛り上がりを見せている、

けれど、若いのが育っていない・・・(これは嘘ですね)

ただ、ロックが聴かれなくなっている土壌は、確かにありますね。



ネットでは、まぁ言いたい放題です。

おそらく、過去のしがらみにとりつかれている元HM/HRファンか、

ろくに新譜を聴いていないのに、専門用語でそれらしく語る、自称音楽通



いろんな悪態ををネットで見ましたが、

Siriが紹介してくれたように、2010年代以降のバンドもがんばっている。

ただ、CDの売り上げは、というと、ダダ下がり、

ダウンロードで稼ぐこともできますが、規模が全然違う。



そもそも、1曲からダウンロードできることと、アルバムを売るのとでは、利益が全然違う、

また、定額制のダウンロードし放大で、

音楽の売り方、根本から覆りました。

プロデュース力、コマーシャル力、そして、ライブのできるパフォーマンス力がなければ売れない、



加えて、これだけネットが氾濫した結果、

いい曲が売れる、ではなく、いい曲+新しい魅力、が必要となりました。

今、大絶賛されているのが、日本の「BABYMETAL」

そりゃ、まず、こんなバンド構成、考えようがなかったでしょう。

素晴らしい発想力。


かわいい女の子、かわいい声のボーカル、かわいいダンス、

なのに奇抜な衣装とパフォーマンス、基軸となるハードロックのテクニックもしっかりしている、

(バックバンドのテクは海外でも絶賛されているようですね)

おまけに、コマーシャル力、プロデュース力も兼ね備えている。バックにアミューズ。



ただ、それだけではないんですよね。

彼女たちのデビューが10代、

そして、このライブ映像も、10代の際の、ハプニングによる、いきなりのぶっつけ本番、

おまけに初めてのガチのメタルファン6万人を前にしたデビュー戦だったことを念頭に。

BABY METAL イジメ、ダメ、ゼッタイ



曲自体もいい、疾走感が爽快です。でも、かわいい。

これがオーディエンスにウケにウケた。
観客の盛り上がり様を見ればわかりますね、まさに「度肝を抜いた」、ということです。

日本の代名詞である「萌え」に、
まさか合うはずのない「ヘビーメタル」をぶつけたことが
日本でも海外でも評価された根底にあると思います。

そして、一発で終わらないのは、楽曲に手を抜かないことと、コマーシャル力。

どれだけの海外大物バンドとステージを共にしているか・・・
・レッチリ
・ガンズ
・メタリカ

BABYMETALは、またの機会で紹介します。

ですが、ファン層がコアなため、中途半端なことを書くと叩かれることは必至ですが・・・


BABYMETAL(通常盤)

BABYMETAL(通常盤)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: トイズファクトリー
  • 発売日: 2014/02/26
  • メディア: CD






今日のメインは、あくまでも「WIG WAM」

検索すると、ストッキングが出てきますので、ご注意を。

2001年にノルウェーで結成したこのバンド。

2014年で解散してしまい、残念なのですが、

KISSばりのパフォーマンスと、その外見とは裏腹のキャッチーなメロディで、

ノルウェーでは国民的な人気を得ていたようです。

In My Dreams(Live)



このライブは、ヨーロッパの音楽のコンテスト、ユーロビジョン・ソング・コンテストの様子で、
ノルウェー代表として出場、優勝はできなかったものの、上位に食い込みました。

奇抜な衣装を着てパフォーマンスを行うのが彼らの特徴ですが、
知らない人から見れば「ダサい」、かもしれません。僕は「おもしろい!」ですけどね。
あと、曲を聴いて、「カッコいい」「いい」と思うかですね。


Slave to Your Love




Gonna Get You Someday




Bygone Zone




At The End Of The Day




・・・それぞれ、いい曲です。

どんなスタイルであろうが、自分たちの音楽を貫く、

それが、ロック、なのではないでしょうかね。


ネットの普及に伴って、

音楽が簡単には売れず、アーティスト側の工夫が一層求められる、

ただ、その陰で、いい曲が、単なるいい曲で忙殺されてしまうのは、

なかなか辛いですね。


「ダサい」と言われても、消えはしない、

まだ粘り強く残っている、HM/HR、僕は聴き続けて、良さを発信し続けたいと思います。

にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村

nice!(90)  コメント(2) 
共通テーマ:音楽

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。